こんにちは!
丹田スイッチメソッド開発者の石橋たかゆきです。
今回は、治療院業界の常識について考えてみましょう。
治療院経営者によく尋ねることがあります。
『先生の院では、新規客のうち、2回目も続けて来院してくれる率いわゆるリピート率は、どのくらいですか?』
多くの先生は、ちょっと考えて、
「だいたい2~3割くらいかな。」と答えられる。
これをご覧の先生は、いかがですか?雇用されているなら、指名率でもOKです。一度、ここ2,3か月分でもよいので、きちんと集計して数字を出してみるのもOKです。
リピート率は、高い方が経営が安定しますよね。
『お客様は、どうなるとリピートしてくれるのですかね?』
続けて尋ねると
「それは、満足してくれたらでしょうね。」
『では満足されている方の率が20-30%ということですか?』
「いやあ、1度で治るから、来なくなるかと思いますけど。」
『その場で、良くなってしまうわけですね。たとえば、痛みがある、コリがある人が、一度で、何も感じなくなると?』
「うーん、そういうわけでもないけど。すごく軽くなったと言われる方が多いので」
『では、その人は、二度と痛みやコリが出なくなると』
「いやあー、それは無いでしょう。」
『では、1か月後、2か月後、数か月後にはリピートしてくれるのですよね?』
「うーん。めったに無いですね」
『えっ、でも、1度ですごく軽くなったのなら、
調子が悪くなったら、利用しようと思いますよね?
たとえばの話ですけど、
先生ご自身が、ひどい頭痛になったとして、ある薬を飲んだら、一度で、2個目を飲む必要を感じないくらいに良くなったとします。次に、同じような頭痛が出たら、
同じ薬を飲もうとはしませんか?他の薬を飲もうとします?』
「あー同じ薬を飲むでしょうね。」
『ですよね。それで、今度は効かなかったら、他の薬か、他の方法を試そうとするかもですけど、2度目は、1度目ですごく軽くなった方法を試すのが普通の行動ですよね?
では、どうして、先生のところには、2回目のお客様が20%~30%しか来られないのでしょうね?
本当に1度ですごく軽くなったのでしょうか?
いえ、その場では軽くなったように感じたのは本当でしょう。
でも家に帰ってから、翌日、どうなっているか、確認したことありますか?LINEやらメールやらで確認したことは?』
「えっ、ありませんね。」
『私は、初回のお客様には、今まで通っていた整体院とかないのですか?と尋ねると、95%の人が、整形外科をはじめ、鍼灸院や整体院に行ったことがあると言われます。では、どうして、今回は、当院にかかろうと思ったのですか?と尋ねると、多くの人は、整体院に行っても、その場だけで、全然、良くならないと答えられます。そのことをその整体院さんに言ったことありますか?と重ねて尋ねると、言ったけど、なんだかんだ言われて、うやむやにされたり、では、もう一度みましょうとやってくれるのだけれど、やっぱりその場だけで、良くならないのですよ、と言われるのです。』
少し耳の痛い話だったかもしれません。
治療院の先生方の多くは、勉強熱心です。これをご覧の先生も、勉強熱心だからこそ、こちらのサイトに行き着いたのだと思います。
きっと先生も勉強熱心で腕が良いことと思います。
しかし、私が、先生方に言いたいことは、腕の良し悪し以前に、
「もらう」「うける」という共振現象は、必ず起こるので、
まずは、治療師自身の歪みを日々、消去する必要があるのでは?ということです。
たとえ、スポンジの性能が良くても、スポンジに汚れが付いたままで、食器を綺麗にすることはできません。